2012年2月29日水曜日

龍龍軒

路地裏にあるラーメンショップである。

赤い看板からなる外観は、お世辞にもキレイとは言えない。

そして看板に描かれた、ファニーなおっさんの絵がまたアングラな雰囲気を増幅させている。

毎回店舗の前を通るものの、何故か素通りだった「龍龍軒」にいざピットイン。

使い古された感はあるが、明るく清潔な店内はどこか学生の食堂を彷彿とさせる。

そして奥の厨房を覗くと、意外と人がいるのに意表を衝かれた。

おじちゃんおばちゃん4人ぐらいはいただろうか。

そのうち食券を取りに来たおじちゃんに「ラーメン&半チャンセット600円」をトス。

早速出されたセットを前に、期待しつつラーメンを食らう。

博多仕様の細麺に、白濁のとんこつスープが良い味を出している。

そう、遠くで甘いフレーバーがするのだ。それが一体なんの味かは分からないが、

普段口にする「とんこつ」だけでは片付けられない奥深さがあった。

で、一方のチャーハンだが、これは特別可もなく不可もないもの。

薄味だったのだけは覚えている。

まあ、値段とボリュームを考えれば満足いく結果が得られたラーメンショップだ。

 
パンチ力:3.0
おもてなしの精神:3.0
コストパフォーマンス:3.0

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