水道橋から神保町までの食べ歩き

学生からサラリーマンまでに愛される名店を探そう!

ガッツリめしを中心にピックアップ

全てのタフマンに贈る魅惑のガッツリめし。

マラソンでメタボ解消。目標は高く、サブ4か!?

初のフルマラソン完走は5時間30分。目標はやっぱりサブ4かな。

サラリーマンズ・ルール。予算はMAX800円まで

コストパフォーマンスの高いお店をリサーチ。

名店からチェーン店までを気ままに採点

気の向くまま、感じたままをサクッと採点。

2012年2月29日水曜日

龍龍軒

路地裏にあるラーメンショップである。

赤い看板からなる外観は、お世辞にもキレイとは言えない。

そして看板に描かれた、ファニーなおっさんの絵がまたアングラな雰囲気を増幅させている。

毎回店舗の前を通るものの、何故か素通りだった「龍龍軒」にいざピットイン。

使い古された感はあるが、明るく清潔な店内はどこか学生の食堂を彷彿とさせる。

そして奥の厨房を覗くと、意外と人がいるのに意表を衝かれた。

おじちゃんおばちゃん4人ぐらいはいただろうか。

そのうち食券を取りに来たおじちゃんに「ラーメン&半チャンセット600円」をトス。

早速出されたセットを前に、期待しつつラーメンを食らう。

博多仕様の細麺に、白濁のとんこつスープが良い味を出している。

そう、遠くで甘いフレーバーがするのだ。それが一体なんの味かは分からないが、

普段口にする「とんこつ」だけでは片付けられない奥深さがあった。

で、一方のチャーハンだが、これは特別可もなく不可もないもの。

薄味だったのだけは覚えている。

まあ、値段とボリュームを考えれば満足いく結果が得られたラーメンショップだ。

 
パンチ力:3.0
おもてなしの精神:3.0
コストパフォーマンス:3.0

2012年2月28日火曜日

キッチン マミー

お母さんではなく、“おばあちゃん”が料理する定食屋だ。

キッチングランと並び、前々から気になっていたマミーに入店。

うーん、昨今のチェーン店にはないどこか人肌を感じる居心地の良さである。

ランチタイムを過ぎた店内にはサラリーマン数人と、学生さんの姿が。

客層を見ただけでもどんな定食屋さんなのかが想像に容易である。

多様なメニューのなかから「Mセット/700円」をチョイス。

内容は「海老フライ&豚ヒレカツ&ポテトコロッケ」の盛り合わせという

働き盛りにはたまらないボリューミーなもの。

そしてキャベツ上にのる3枚の薄切りハムの姿が新鮮である。

さて、海老フライだが、この形が珍しい。

通常の細長い円柱形ではなく、どちらかといえば細長の長方形。

おそらく海老の真中を割って揚げていると推察できるこの肉厚の食感がお見事だ。

他の揚げ物もまずまずである。

そしてこの脂物を消化させるべく山盛りキャベツの存在が効いて、食後は実に爽快であった。


パンチ力:3.0
おもてなしの精神:3.0
コストパフォーマンス:3.0


2012年2月25日土曜日

とんがらし

ただしく、立ち食いそば屋だ。評判の高い店ということで初めてお邪魔してみた。

店内は小ぢんまりとして中央に丸テーブルがひとつと、

左右壁に長方形テーブルが各ひとつずつといった作りである。

注文はカウンター上に手書きで掲げられた中から「ミニ天丼セット550円」を選択。

注文が入ってから天ぷらを揚げるらしく、待ってる間のパチパチという音が心地良く響く。

で、実食である。そばの麺はあまり歯ごたえが無く、

到底そば業界の覇者“ゆで太郎”には及ばない。

しかしミニ天丼がそのマイナスポイントをうまくカバーしている。

プリプリと小気味良い食感の小エビが4尾と、なすが3つ、

その他野菜が盛られた天丼は決して「ミニ」ではなく十分単品で成立するボリュームだ。

程よい甘さの天つゆに、ふっくらご飯に盛られた新鮮な食材たち。

食後の満腹感は言うまでもないだろう。

今どき珍しいほどのコストパフォーマンスを発揮していた立ち食いそば屋である。


パンチ力:3.0
おもてなしの精神:3.0
コストパフォーマンス:3.5

2012年2月23日木曜日

天丼 いもや

神保町の「いもや」と言えば、店員の愛想が悪くて有名な“とんかつ”、

そして“天丼”屋のふたつある。ちなみにこの天丼屋は、

とんかつに比べて比較的愛想は良いほうだ。

そして先日知ったのだが、実は白山通り沿いのみでなく、

そこから数百メートル路地に入ったところにも同じ店舗があるのを発見。

いわば、この辺一体は「いもやグループ」の様相を呈しているのである。

で、暖簾をくぐり店内へ。ラッキーなことに待つことなく着座。迷わず天丼をオーダーして、

目の前1mの距離で揚げられる天ぷらを眺めること数分。

えび、いか、白身魚(多分キス)、のり、かぼちゃといった具材で埋め尽くされた丼に

男らしくかぶりつく。美味である。

特に、いかの食感とのり天のサクサクした揚げ加減がたまらない。

いもやグループの隠しだま、テーブルに無造作に置かれた“癖になるおしんこ”をつまみつつ、

黙々と箸をピストンさせてあっという間に食破である。

そして、この満腹&満足感で550円。いやはや、いもやグループおそるべし。

パンチ力:3.5
おもてなしの精神:3.0
コストパフォーマンス:3.5

2012年2月22日水曜日

キッチン グラン

白山通り沿いに店を構える、昔ながらの洋食屋さんだ。

L」字形カウンターの店内に足を踏み入れると、

FMではなくAMのラジオ放送が遠慮なく流れている。

お店は恰幅の良いご主人に、

見た目とは裏腹の快活な話し方をする奥さんとおぼしき2人で切り盛りしているご様子。

掃除も行き届いていて居心地もなかなかのものだ。

そして、壁には腹ペコにはたまらない魅力的なメニューがずらり。

早速「メンチカツしょうが焼き盛り合わせ(780円)」という

これ以上ないコンビネーションの定食を注文してみる。

まず、しょうが焼き。セットの一品というより単独メニューさながらの肉の盛りようである。

味付けも甘辛の濃い口で、ご飯との相性もバッチリ。

そしてメンチカツのボリュームとジューシーさも負けていない。

当初は「ご飯大盛り!」の「ご」まで出掛かったが止めておいて正解。

全部食べると、ナポリタン風パスタも合わさってかなりの満腹状態なのだ。

しかししょうが焼きに比べて、メンチカツにのった特製ソースが

若干薄口だったのがタマにキズではあるけど、

今回は久し振りに古き良き洋食屋さんとの出会いだった。
パンチ力:3.5
おもてなしの精神:3.0
コストパフォーマンス:3.5


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2012年2月21日火曜日

焼肉 Yakitaro

いわゆる焼肉屋のランチである。

店内は広過ぎず狭過ぎない、ほど良い空間。

そしてお店が裏通りにある為ランチタイムでもさほど混雑してなく、

比較的のんびりと食事が出来る点が魅力だ。

ランチの金額設定は800円前後で、サラリーマンの懐事情でもなんとかイケる価格帯。

で、今回はプルコギ定食700円をオーダー。

出て来た瞬間、真紅のアグレッシブな色味に不安を感じたものの、

いざ食べてみればさほど辛くもなく丁度良いあんばい。

肉に関しても「さすが焼肉屋」といった印象で、旨味や歯応えもしっかりとしていた。

そして肉厚も700円ならまあまあの合格レベル。

取り放題のカクテキなどサイドメニューの存在感もある同店は、

ひとりでも気軽に入れる雰囲気が良しである。
 
パンチ力:3.0
おもてなしの精神:3.0
コストパフォーマンス:3.0

2012年2月16日木曜日

つけ麺屋 やすべえ

“やすべえ”との出会いはかれこれ5、6年前にさかのぼる。

初めて訪れた渋谷店で食べたひと口目の衝撃は、

今でも鮮明に思い出すことが出来る。

以来、個人的にはつけ麺店の別格として君臨し続ける“やすべえ”。

そして今やこの水道橋店はなくてはならない存在にまでなっている。

並、中、大はすべて同じ値段で、味付けは普通、辛味のいずれかから選択可能。

ちなみに、つけ麺だけでなくらーめんも扱っているが間違ってもらーめんはNG

らーめんの味がどうのというより、

つけ麺を食わないのはもったいなさ過ぎるという観点からだ。

早速、自分的にはスタンダードの辛味中盛り、720円と、

トッピングの野菜をオーダー。ピリっと辛いつけダレには具材がテンコ盛り。

中でもやはり、小さくカットされたブロック形のチャーシューがたまらない。

コシのあるみずみずしい麺をタレに付けて、

ブロックチャーシューと共にかっ込む快感は病み付きものだ。

更に、タレには魚のダシと、

遠くで程よい甘さを感じさせる野菜のエキスがほどよく効いて、

これらが中毒性を飛躍的にアップ。さすがに最近はそうでもないが、

一時は毎日通い続けたほどの入れ込みようであった。

やはりいつ来ても期待を裏切らない味はサスガである。

 
パンチ力:5.0
おもてなしの精神:5.0
コストパフォーマンス:4.0

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2012年2月11日土曜日

いもや(とんかつ)

店員(職人)の対応から、好き嫌いが完全に分かれるとんかつ屋である。

暖簾をくぐった瞬間に、カウンターから抑揚のないトーンで「とんかつですか?」。

初めての客はまず「?」である。しかしそこで言葉に詰まってる間もなく、

追い討ちを掛けるかのように2度目の「とんかつですか?」の声。

状況を理解出来ないまま咄嗟に「は、はい……」。

さすがに次回からは大丈夫だろうけど、初めての人は全く意味が分からないはずだ。

要はとんかつ=ロースカツで、

他にヒレカツのみの2種類しか扱わない筋金入りのとんかつ屋で、

入ってきた客全員に定番のロースカツを頼むかどうかを一方的に確認しているのである。

そして、そんなスタンスの店だからもちろん店内は私語厳禁の雰囲気が漂い、

みんな黙々と食事に没頭するしかない。

もちろんカップルや友人で来ても店員が隣同士に座れるよう調整することなどは有り得ず、

空いた所から配置させる問答無用のスタイルである。

感じが良い店とは決して言えないのだが、

そんなネガティブな要素を払拭する旨さが「いもや」の強みだ
(ちなみに他の飲食店では有り得ないこの主従関係が逆に心地よかったりするのだが)。

隅々まで掃除が行き届いた清潔感溢れる店内、

そして目の前で揚げられてゆく750円のロースカツ定食を早速食してみる。

油くささは全くなく、カラっと揚げられたカツをひと噛みすると、

程よく脂の乗ったジューシーな旨味が口の中いっぱいに広がる。

この多すぎることない絶妙な脂量を保持した肉の選択に、

長年培った揚げ具合。1人前でもかなりの量があるのだが、

不思議と食後の「もたれ」は皆無だ。これは主役の肉を始め、

揚げに使うパン粉に至るすべてに拘り抜いた食材と技術の成せる業であろう。

更に、さり気にカウンターに配置されたおしんこである。

よくある取り放題の体ではあるが、その味は衝撃的ですらあり、実にご飯と合うのだ。

これほど見事なおしんこと出会う機会は滅多にない。

これをご飯に溢れんばかりに盛って、とんかつと交互に楽しむのがオススメの食べ方である。

 
パンチ力:4.0
おもてなしの精神:2.0
コストパフォーマンス:4.0

2012年2月9日木曜日

丼達

「たまには体にわるくてもガッツリ食べてみませんか」。

ド直球の売り文句に誘われ足を踏み入れると、

換気の悪さが露骨に現れた店内は煙がモクモク。

間違いなく洋服にこの匂いが染み付くだろうなと半ばあきらめつつ、

お奨めの「てりやきにんにくスタミナ丼(600円)」を食す。

長年近所にある日大生の胃袋を満たしてきたと思われるどんぶりは、

迫力満点の肉祭りといった体。

ご飯の上にビッシリ敷き詰められた肉とキャベツには秘伝のタレがたっぷりとかかり、

最強の味付けを成している。

体に悪いかどうかは分からないけど、確かに肉食系にはたまらない。

そしてにんにくが程よく効いてる為てりやきの単調な味の中にも、

飽きの来ない奥行きが感じ取れる。

丼ものだとチェーン店の印象が強いが、こうした知られざるショップもまたオツなもの。

パンチ力:4.0
おもてなしの精神:3.0
コストパフォーマンス:3.0

2012年2月7日火曜日

とんこつラーメン博多風龍

店の扉の変わりには、透明のビニールカーテンである。

店外の券売機にいる時点で、店員の威勢の良い声が聞こえてくる。

中に入ると、屋台的窮屈なスペースに通され、

程なくして目の前で茹で上がったラーメンがカウンター越しに出された。

とんこつラーメン(500円)+半熟たまご(100円)

注目は、替え玉2回まで無料の点である。

ちなみに、1回はするにしても2回はそれなりの大食漢でなければまずチャレンジしない量だ。

麺は、いわゆる博多麺で極細、固めがスタンダードである。

濃厚スープとのバランスも良くて1杯はあっという間。2杯で満腹といったところ。

具材の薄小さいチャーシューは特別旨いわけではないけど、

歯応えの良いキクラゲとシャキシャキとしたネギがなかなか良い存在感である。

時間のない人にとっては立ち食いそば感覚で立ち寄れるラーメン屋だ。

パンチ力:3.0
おもてなしの精神:3.0
コストパフォーマンス:3.0


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ゆで太郎

“富士そば”と双璧をなすチェーンストアの立ち食いそば屋といえば、

“ゆで太郎”を置いて他にない。

そして個人的にはゆで太郎の方に軍配が上がるのもまた事実。

「粉から自家製麺」を謳い、店内一角で実際に打たれたそのコシと味は絶品。

なんと言っても、細身の麺がみずみずしい。更に、喉越しがたまらないのだ。

ダシの効いたツユにはわさびを多めに入れて、

脳が心地よく痺れるぐらいがベストな食べ方である。

基本的には、「大もり」を粋にカッ込むのがオススメだけど、

今回は豚丼セット520円にしてみた。

そばの小気味良い食感は変わらず、豚丼はまあまあといった印象。

そしてこの味は、セット物はあくまでもそばの脇役に過ぎない

ということを考慮してれば気にならないレベルのものだ。

腹が減ってればセット、そうでなければ「大もり」一本勝負が潔しである。

パンチ力:3.0
おもてなしの精神:3.0
コストパフォーマンス:3.5

2012年2月4日土曜日

清水亭

平成から昭和へとタイムスリップしたかの薄暗い空間。

そこが地下1階にひっそりと営業する清水亭(きよみずてい)だ。

店内BGMはなく無音。昼休みを過ぎた店内にはサラリーマンとおぼしき客が2名。

それぞれ雑誌や新聞を読んで黙々と食事中である。

昔ながらの洋食屋さんといった風情で、お店はおじさんおばさんのご夫婦で営んでいる様子。

メニューはオムライスやハンバーグ、サイコロステーキなどなど。

そして今回はAランチを選択。内容は

ハンバーグ&ポークソテー(デミグラスソース)で650

かなりのボリューム感で、味付けは昔ながらの洋食屋さんなだけに濃い目で濃厚。

ひと言でご飯がはかどる味付けといったところ。

だけどメインディッシュが若干ぬるかったのがたまにきずだったり。

トータルでは居心地が良く、味もまずまず。秘密基地的な立地と雰囲気もポイントだ。
 
パンチ力:3.5
おもてなしの精神:3.0
コストパフォーマンス:3.0

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マラソン
・走行距離:10km
・時間:不明
今までは膝を痛めてたから、週2ペースで6.8kmを走ってたけど今月からはおそるおそる10kmランに挑戦。一度痛めてしまうとどうしても恐怖感が残るけど、なんとか無事ラン終了。安物時計の電池が切れてしまったからタイムは計れなかったけど、だいたい1時間10分前後かな。疲労感がハンパなし。
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2012年2月2日木曜日

肉そば総本山神保町けいすけ

記念すべき第一回目は、「肉そば総本山神保町けいすけ」。

マンガ男塾を彷彿とさせる“総本山”という響きからは只ならぬ雰囲気を彷彿とさせるけど……。

まず店内。最近オープンしたショップなだけに、隅々まで掃除が行き届いててキレイといった印象。

店員もラーメン屋特有の威勢の良さで活気が溢れている。

そして今回注文したのは

肉そば味噌(730円)+ 味付け玉子(100円)

この店は味噌ではなく黒いスープの醤油味がメインなんだけど、

個人的には味が濃いので今回はパス。

で、この味噌は、濃厚なスープと太麺が無理なく混ざり合って、

薄過ぎず厚過ぎない数枚のチャーシュー、そしてネギと生姜のバランスが文句ナシ。

大盛りにしないでも十分お腹いっぱいになるし、

生姜が効いてるのか満腹感の割には食後もスッキリ。

ガッツリいきたい人には間違いナシでしょ。

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パンチ力:3.5
おもてなしの精神:3.0
コストパフォーマンス:3.0

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