水道橋から神保町までの食べ歩き

学生からサラリーマンまでに愛される名店を探そう!

ガッツリめしを中心にピックアップ

全てのタフマンに贈る魅惑のガッツリめし。

マラソンでメタボ解消。目標は高く、サブ4か!?

初のフルマラソン完走は5時間30分。目標はやっぱりサブ4かな。

サラリーマンズ・ルール。予算はMAX800円まで

コストパフォーマンスの高いお店をリサーチ。

名店からチェーン店までを気ままに採点

気の向くまま、感じたままをサクッと採点。

2012年4月27日金曜日

麺屋 宗一 (水道橋)

久しぶりに活気のないつけ麺屋に入ってしまった。

JR水道橋駅にほど近い、外堀通り沿いにある「麺屋 宗一」。

入ってすぐの券売機でメニューを選んでるときに、

奥から思い出したように

ごく普通のトーンで「いらっしゃませ」の声。

あとで分かったのだが店員は全員外国籍の人みたいだ。

さて、つけ麺/らーめん共に扱う店のようだが、

オススメだという「つけ麺750円」を選択。

通常のつけ麺屋に比べて、

比較的長い待ち時間の末やっと出て来た本日のランチ。

強めの魚粉系つけ汁には、

歯応え良好なネギと小さなブロック型チャーシュー、

アクセントになるナルトが入っていて、

麺はごく普通の中太タイプである。

なぜかBGMに流れるAKB48を聞きながら

淡々と麺を口に運んでランチタイム終了。

可もなく不可もないのだが、

つけ麺/らーめん屋がひしめく水道橋でやっていくには、

もう少しパンチが欲しいところではある。
 
パンチ力:3.0
おもてなしの精神:3.0
コストパフォーマンス:2.5

2012年4月25日水曜日

ハングリー味川 (水道橋)

かなりの老舗的外観を持つ店である。

しかも、その名が「ハングリー味川」。

カレー専門店で、おそらくこの水道橋界隈では

有数の歴史ある店のひとつだと勝手に推測する。

で、いざ入店。

スタンダードのカレーは400円台からあるが、

ここは味川の最もハイエンドメニューの「ビーフカレー680円」をチョイス。

結果から言えばコレが大当たり。

注文を受けると同時に

目の前の鉄板で揚げられるサイコロステーキ型のビーフたち。

完全に意表を衝かれた。

しかし通常ビーフカレーと聞いて、

このスタイルを思い浮かべる人はきっと少ないはずだ。

話は逸れたが、眼前でサイコロステーキが10個前後音を立て盛大に揚げられ、

それを先行して皿に盛ったご飯に惜しみなく載せ、

その上にたっぷりのカレーが掛けられた。

なので、サイコロステーキはカレーで隠れてしまってるが、

一連の過程を目の前で見てるためおのずとテンションは上がっている。

早速、ひと口目。

辛すぎること無くピリリと心地よい刺激を持つ濃厚なルーと、

サイコロステーキのコンビネーションに完全にヤラれてしまった。

ひと口目の感動はそのままに、

カレー専科でなければ決してお目にかかれない

ラッキョウを始めとした口直しの3種を適宜にはさみ、

あとは無言ですくっては食べのピストン運動である。

そして、瞬く間に完食。

ビーフカレーの概念をいともたやすく覆すハングリー味川、

おそるべし店である。
パンチ力:4.5
おもてなしの精神:3.0
コストパフォーマンス:3.0

2012年4月21日土曜日

太陽のトマト麺(水道橋店)

はたして足を運ぶのは何度目になるだろう。

少なくとも5回は行ってると思う、

新感覚のラーメン屋、「太陽のトマト麺(水道橋店)」である。

要はスープがとんこつでも醤油でもなく、トマトなのだ。

イタリア産の完熟トマトを使ってるというその味がまた格別。

トマト系パスタが好きな人には、ほぼ受け入れられるであろうテイストだ。

そして定番メニューの「太陽のラーメン730円」は、

初めて食べた時のインパクトはかなりのもので、

あえて大げさに言うと新たな時代の幕開けを予感させるものですらあった。

細麺とトマトスープのさっぱりとしながら濃厚な絡み具合に、

程よい肉厚の鶏肉数切れ、

青菜という厳選した具材も文句のつけようがないマッチングを見せる。

しかし、比較的高めに設定されたメニュー群で

コストパフォーマンスは低いと言わざるを得ないが、

ラーメン界の風雲児的存在の確立に期待したいところ。
パンチ力:3.5
おもてなしの精神:3.0
コストパフォーマンス:2.5

2012年4月19日木曜日

レトロ屋 水道橋

ランチタイムになると大々的に

オムカレー/ハヤシを展開するレトロ屋。

ランチのイメージが強いだけに、

ベースが居酒屋だという認識はなかった。

で、今日はスタンダードメニューの「オムカレー580円」である。

まさに学生受けするわんぱくスタイルで、

ふわっとしたタマゴが美味だ。

そしてその食感柔らかなタマゴにかけられる、

どちらかと言えば甘口のカレーもコクが出てて

タマゴとうまく調和している。

そして意外なポイントは、カレーに入った具である。

ビーフと思い食べているとなんだか違和感を感じた。

そう、なんと牛すじである。

カレーに牛すじのコンビが斬新だ。

これは普段居酒屋というスタイルでなければ

きっと出てこない発想であろう。

はたしてオムカレーという

余程のことがなければ外しようのないメニューを一気に平らげ、

はい、ご馳走様である。
 
パンチ力:3.0
おもてなしの精神:3.0
コストパフォーマンス:3.0
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マラソン
・走行距離:10km
・時間:1:02:43
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2012年4月17日火曜日

きなり屋 神保町店

神保町駅を降りてすぐの、

白山通り沿いにあるラーメン・餃子店の「きなり」。

ランチタイムの日替わりワンコインメニューに釣られて入店。

本日火曜日の日替わりは「五目そば500円」らしく

無料オプションの半ライス、プラス「半餃子3個150円」を注文。

ちぢれ細麺の五目そばにはキャベツ、薄切り竹の子、ピーマン、

にんじん、豚肉、うずら卵などが具材に入り、

味はごく普通の人工的な塩味さっぱり系。

が、一方で厚皮に包まれた半餃子の中身はボリューミーで、

ニンニクの効いたパンチのある味付けである。

至ってスタンダードな五目そばだった分、餃子の存在感が印象的だ。
パンチ力:3.0
おもてなしの精神:3.0
コストパフォーマンス:3.0

2012年4月13日金曜日

新潟カツ丼 タレカツ 神保町本店

新潟発祥の「タレカツ」である。

なんでも、「卵でとじず揚げたて薄めのトンカツを、

甘辛醤油ダレにくぐらせご飯にのせたシンプルなもの」らしい。

食欲を誘うランチメニュー、

タレカツに海老フライが付いた「合盛り丼セット790円」をオーダー。

がしかし、対応した年増女性の愛想のなさに面食らう。

そして、「タルタルソースを付けますか?」と

抑揚のない質問に反射的にイエスで対応。

で、運ばれてきた合盛り丼は見るもグルメな装い。

早速ひと口目をかじると、

和豚もちぶたを使った良好な食感と絶妙な甘ダレ醤油が、

見事にツボを突いてくる。

そしてごく普通の海老フライに付いた、

タルタルソースがまた良い仕事をしていた。

濃厚かつ食欲を掻き立てる東北独特の味付けが

この合盛り丼の格を上げるのに成功している。

更に、ご飯には新潟米を使ってるらしく、

トータルで新潟のプライドがドンブリに凝縮。

メインのフライ3種と、千切りキャベツの食感を楽しみつつ、

ノンストップで箸を動かしあっという間に完食である。
パンチ力:3.5
おもてなしの精神:3.0
コストパフォーマンス:3.0

2012年4月10日火曜日

麺者服部


水道橋から神保町へと、白山通り沿いにテクテク歩いて、

そのちょうど中間地点ぐらいのポイントを

右に入ったところに「麺者服部」を発見。

モダンな外壁が今風の洒落たラーメン屋の雰囲気をプンプン漂わせている。

店内に入るとやはりトーンの落ち着いた照明で、

ラーメン屋というよりはカフェや喫茶店ともいえるテイだ。

今回は「じゅーしーつけめん780円」を注文して、

同金額の大中小の中から中盛りをチョイス。

早速出て来たじゅーしーは、チャーシューとねぎ、のりという

基本に忠実な具材ながらレモンがアクセントになっていた。

まずはそれを一気に絞り上げて、つけダレにインである。

じゅーしーというだけあって、さすがのコッテリ感。

そして、めんに絡まった際のねっとり具合もかなりのものである。

魚介とトンコツ系のスープを混ぜ合わせたかの

カツオだしが効いた濃厚なテイストは、

先ほどのレモンの酸味を完全に打ち消すほどに強烈。

かなりパンチの効いた味である。

パサっとしたチャーシューとねぎ、のりに関して

特筆すべき点が見当たらなかっただけに、

このスープのインパクトが余計際立っていた。

パンチ力:3.5
おもてなしの精神:3.0
コストパフォーマンス:3.0

天鴻餃子房 水道橋店

神田に本店を構え、都内でチェーン展開する天鴻餃子房。

最近オープンしたらしい水道橋店に本日エントリーした。

ランチタイムが過ぎたからか、2階の広々とした店内は込み過ぎることもなく、

ゆったりとした雰囲気。テレビのボリュームもかなり下げてあって、

そこは静寂ですらある。で、頼んだのは「にら肉炒め+半野菜餃子付き800円」。

雑音のない空間で待つことしばし。

愛想の良いスタッフのおばちゃんが料理を眼前に並べてくれた。

まず、にら肉炒めだが、濃い目の味付けがグッドテイスト。

にらともやし、そして豚肉とシンプルな素材だが、

どれも歯応えがあってライスとの相性は申し分ないものだ。

一方、お家芸の餃子である。今回は野菜餃子をチョイスしたが、

ウリはどうやら黒豚の肉餃子(+50円)とのこと。

そのためなのか、野菜餃子の味はありきたりのものだった。

店内にはテレビや雑誌など様々なメディアで取り上げられた

勲章的ラミネートが掲げられていたが、

その中でもグッサンの旨そうに食べる絵が印象に残っている。

パンチ力:3.0
おもてなしの精神:3.0
コストパフォーマンス:3.0

2012年4月6日金曜日

陳麻家×日本橋焼餃子 神田神保町店

中華料理屋の「陳麻家」と、日本橋生まれの「日本橋焼餃子」。

まさかのコラボレーション店舗を発見したので、すかさず入店。

平日は数あるレギュラー定食のなかから日替わりでランチを出してるらしく、

今日は「牛肉のオイスターソース炒め」。

そして、値段はまさかのワンコイン(=500円)ということで

悩むこともなく注文、更に、

コラボレーション店舗に入っておいて相方を無視するわけにもいかないので

「日本橋餃子100円(3個)」もプラス。

チャイニーズスタッフが作る料理の味はいかがなものかと

早速ファーストインプレッション。

美味である。

料理の繊細さや素材それぞれの旨味はないが(求めてもないけど)、

大衆的な味がマルである。

肝心の味付けもしょっぱ過ぎることなくほのかな甘みがあって、

牛肉を始めスライスした竹の子やピーマンなどの具材もたっぷり。

これでワンコインとは恐れ入る。コラボの相方、

日本橋焼餃子の人気メニューである

にんにく無し餃子も勝手知ったる味で満足である。

最後にセットの、清涼感がたまらない杏仁豆腐を食べ終えて、

久し振りにコストパフォーマンスの高いランチと出会え

テンションが上がるのだった。
 
パンチ力:3.5
おもてなしの精神:3.0
コストパフォーマンス:3.5

2012年4月4日水曜日

ランディ

ランチの予算は800円と決めていたが、今日はなぜだか越えてしまった。反省。

さて、その個人的予算越えの栄えあるショップは

ハンバーグ専門店の「ランディ」である。

学生、オフィス街のド真中に店を構えながら、

850円からの値段設定という強気なメニューから

200gスタンダード950円」をチョイス。

着座したカウンターの目の前で揚げられる

ハンバーグの肉々しい香りが食欲を痛快に刺激する。

で、今日はサービスデーらしく、

通常8種類あるソースから1種類しか選べないらしいが

もうひとつ選べるとのことで、ガリマヨとスパマヨの2つをオーダー。

焦ってオーダーしたためか共にマヨソースだったことを内心悔やんでいると、

ジュワーッと盛大な音と共にハンバーグが到着。

ナイフを入れると、ミディアムに焼かれたハンバーグはおもむろに形が崩れた。

「あれ?」、なんとなく残念に思いながらそのひと切れを口に運ぶと、

ソースの強烈な味付けで旨味を感じることは出来ない。

では2口目はソースなしでと思い、そのまま食べるとなるほど、

十分に塩コショウが効いていた。

しかし、ソースなしで食べるにはこの味はあまりにも単調。

なので、ガリマヨとスパマヨを交互にほんの少しずつ付けて機械的に食べていく。

結果、味が濃いからご飯が進む。オカワリ無料なので2杯目をお願いして、

特別堪能することもなく一気に食べあげた。

そして、食べ終えて不快な気分が残ったのは、私の目の前で、

店長らしきバンダナ男が、パートのおばちゃん(奥さん?)相手に

苛立たしげに罵声を浴びせていたことである。

それが夫婦であれなんであれ、

揉めるなら少なくともお客さんの見えないところでしてもらいたいところだ。

パンチ力:3.0
おもてなしの精神:2.5
コストパフォーマンス:2.5

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マラソン
・走行距離:10km
・時間:1:04:28
仕事を終えて自宅に戻ってからのナイトランが日課になってるが、早朝ランも気持ちよさそう。でも朝は弱いんだよなぁ。
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2012年4月3日火曜日

走る理由

今日はジョギングの話を少々。

ストイックに毎日走っているわけでもなく、

ましてや大会で上位を狙おうと思ってるわけでもない。

そんなゆるーいスタイルで、

ダイエットの一貫として日々ランニングをしてるわけだけれども、

村上春樹の「走ることについて語るときに僕の語ること」の書籍のなかで、

感銘を受けた一節がある。

「もし忙しいからというだけで走るのをやめたら、

間違いなく一生走れなくなってしまう。

走り続けるための理由はほんの少ししかないけれど、

走るのをやめるための理由なら大型トラックいっぱいぶんはあるからだ」。

深く、そして核心を突いた一節だと思う。

そして気付けば、なんとなくこのセリフが糧となって

禁煙後の3年間を走り続けられているような気もする。

好きな作家ではない分、逆に説得力があったのかもしれない。

染み入る一節。

2012年4月2日月曜日

麺処おかじ

うまいラーメン屋を判別する個人的な見解がある。

それは、店主のガタイ(恰幅)が良いかどうか、だ。

これはかなり個人的な意見なのだが、

ラーメンはなんだかんだ言っても

他の料理と比較してカロリーや味が偏っているもの。

そして自分の料理に本気で向き合っている店主であればあるほど、

味見は欠かさないはず。と、なるとだ。

例えばチャーシューがオススメの店であれば、

その味見をした回数は数え切れない。

結果、どんなに健康やスタイルに気を付けて、

毎朝ジョギング、あるいはエクササイズをしていても、

よほどの運動量でなければ、いわゆる“痩せ型”であるはずがないように思う。

これは2日に1度、10kmを走るも

食べる量が多くて体重が一向に減らない私の体験談からだ。

またあるいは、運動は一切せずに

その時間を味の研究に費やしてる可能性もある。

その点、この「麺処おかじ」の店主は高得点で合格だ。

では、話が逸れたが、「清湯塩らーめん700+大盛100円」を見ていこう。

清潔感溢れるこの店は“鶏白湯”がウリらしいが、

今回は塩ラーメンに惹かれて注文。

大ぶりのチャーシューがポイントの上品な香りが漂うラーメンは、

ちぢれ細麺と塩味がストレスなく絡まってどこか高貴な味を出している。

いわば、下町ではなく山の手。そんな印象だ。

歯応えのあるキャベツに、

“鼻ごしの良い”アクセントの春菊がそのテイストを増幅させている。

そして、チャーシューは見てくれどおり、

期待を裏切らないジューシーかつボリューミーなものだった。

これは、サッパリ系ラーメンが好きな人には

病みつき必至のショップではなかろうか。
パンチ力:3.5
おもてなしの精神:3.0
コストパフォーマンス:3.0