金網で遮られたJRの線路横にひっそり佇む洋食屋の「IKOBU」。
表通りではなく明らかに裏通りに面したこの店、なかなかの存在感だ。
しかし、一見さんには分かり難い立地なので訪れるお客さんはおそらく常連さん、
もしくは口コミからと推測。初コンタクトとなる今回、
扉を開けるとまず会計テーブルがあって奥の厨房でシェフ2名が料理中。
なるほど、1F調理場&会計で、2Fがお客さん用スペースになっているわけだ。
階段を上がりランチタイムのオススメメニュー2品の
トンカツ/チキンカツ定食のうちから「トンカツ定食750円」を選択。
少量のボリュームでジャズが心地よく流れる
落ち着いた雰囲気の店内で待つこと数分、
正しく洋食屋さんと呼ぶべき白いシンプルな皿に盛り付けられた
トンカツを早速食してみた。カリっと揚げられたカツは非常に柔らかく、
箸で掴み損ねると身が崩れてしまうほど。
デミグラス的な特製ソースはほんのりと辛さが効いた絶妙なテイストで、
カツとの味の絡み具合が丁度良い。
で、カツをほお張った口に勢いよく白飯をかっ込むも、この飯量が若干少ない。
そこで大盛にしなかったことを悔やみオカワリしようとも思ったが、
なんとなくテンションが下がったので
そのまま残ったカツ2枚を一気に押し込み完食。
この白飯の量やジャズが流れる空間が物語るように、
学生やメタボの人間相手というよりは、
ある程度食欲の落ち着いたサラリーマンやOLがメインターゲットなのかも。
パンチ力:3.0
おもてなしの精神:3.0
コストパフォーマンス:3.0
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