だいぶ前に立ち寄った油そば専門店の「麺屋帝旺」。
前回のインパクトがそれほどでもなかったものだから
それ以来めっきり疎遠になってしまっていたけど、
ここ最近は店の前を通るたびになぜか気になって気になってしょうがない状況。
なので、今日の水道橋ランチは
気持ち良いぐらい「コッテリ」を前面に推し出した
2回目の入店となる油そば屋さんの「麺屋帝旺」にGO。
奥まった細長い店内に足を踏み入れてまずはチケットを購入。
選んだのはスタンダードな、辛し油そば650円+大盛り(無料)。
で、まず意外だったのは店員の丁寧な対応だったりする。
前回とのギャップがあり過ぎて軽く不意打ちを喰らった気分だ。
そのまま丁寧にもてなされて待つこと数分。
奥のカウンターでビシッ! ビシッ!
と、湯きりしてる心地のいい音がわずかに聞こえてくる。
たまらなくなって奥に目をやると、
まさに“精魂込めて”という感じで店員が一心不乱に湯きりしてるのが見えた。
うーん、なんだか本当に1年前の前回とはまったく別の店に入った気分である。
そして遂に登場である。
まず麺をひと通り混ぜて、ひとくちズルルッ!
おっ、これは旨い。
普通の辛さを選んだその刺激がちょうどよくて、
妙に油そばとマッチングしている。
そしてチャーシューも油がのってて、コッテリ感のバランスがなんとも見事。
メンマの歯応えもこの具材には効果的で、
よく考えられてるなあ、と感心してしまう。
勢いよくかっ喰らっているとあっという間になくなりそうである。
「普通」で充分過ぎる程よい辛さに、油そば本来の
コッテリ濃厚なテイストの調和はクセになりそうだ。
欲を言えば、大盛りの量がもう少し増えると嬉しいんだけど、
なんにせよ今日の水道橋ランチは、
前回のイメージを180度覆す、テンションの上がるものだったのである。
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パンチ力:3.5
おもてなしの精神:3.0
コストパフォーマンス:3.0
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