周期的に欲する料理っていうのが必ずあって、この“天下一品”もそのひとつ。
今さら説明の必要もないだろうけど、あのこってりラーメンを食べた日には、
しばらくその夢心地な余韻が残ってしまうという、
恐るべき魅力を備えたラーメンだ。
ビックリするぐらいドロドロなスープにも関わらず、
濃厚なんだけど不思議とさっぱりしてて
全部飲み干してもまだ物足りないというマジックみたいな料理だから、
いつ来ても感心させられる。
そんな周期がやってきたもんだから
今日の水道橋ランチはこの「天下一品水道橋店」に決定。
周期とはいっても正直半年振りぐらいので入店で、
まずメニューを見て軽い衝撃を覚える。
なかなかに全メニューの価格設定が高いのだ。
ワンコインで食べられるなんてことはなく、
ラーメンでさえ700円スタートと、かなり強気な値段設定だ。
この高額設定を忘れていたとはいえ、
これはいまのご時世、なかなかにアグレッシブだ。
まあ、そんなファーストインパクトで動揺してる場合じゃないので、
こっちも久しぶりにメニューを吟味。
セットはほぼ800円台後半でまとまっていて、
その中からスタ丼セット890円をチョイスしてみた。
で、出て来たセットランチの魅力的な佇まいにいきなりヤラれてしまう。
見るからに旨そう。
なので、そのままズルルッと麺をやりながら、スタ丼をガッツラホイ!
うーん、こりゃあこの値段でも文句は言えねえなあ、
と、かなり説得力のあるクオリティ。
スタ丼の味付けがハンパなく見事なもんだからパクパクが止まらない。
割ったタマゴと肉をまぜまぜして、スープを飲みながら麺をズルルッ!
はっきり言ってこれ以上のパワーランチもそうないはずだ。
しかもそれが天下一品っていうチェーン店で、
日本全国どこにいても食べられるというんだから恐れ入る。
味付けが好みなもんだからあっという間にたいらげると、
ラーメン容器の内側には例の「明日もお待ちしてます」のお決まりの文字。
なんだか満たされた気持ちで今日の水道橋ランチも終了でございます。
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パンチ力:3.5
おもてなしの精神:3.0
コストパフォーマンス:2.5
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