まずはテクテクと、ノープランで神保町まで向かってみる。
頭の中にあるのは、おぼろげながら
「用心棒」にでも行こうかなっていうイメージ。
だけど、はっきり言って今日は決め手に欠ける。
この間行ったばかりだし。
そんな感じで歩いてるとふと目に留まる看板を発見。
ホンジャマカの石ちゃんが紹介したという中華料理屋である。
そしてそのメニューはマーボー麺。
まんまと自分の欲っするものにど真ん中だったので、
そのまま看板の矢印に従って路地裏に足を運ぶ。
と、出てきたその中華屋「源来軒」の外観はなんとも裏寂れた感じで、
先の紹介看板がなかったら間違いなくスルーしちゃうような風体。
メニューもなければ、値段もなし。
ふー、入るにはなかなかハードルがあるけど、
まあべらぼうに高いはずもマズイはずもないだろうからそのままGO。
中に入ると、昼時にも関わらず思いのほか人の数はマバラ。
早速メニューを手に、一応何にしようかなとチェックしてみると、
うーん、価格設定がそれなりに高いのに面くらう。
どうやってもマイルールの「750円以内」では無理そうなので、
今日は予算オーバーの贅沢を決め込んで
例の通り「マーボー麺950円+半ライス100円」をオーダー。
カウンター越しで早速料理に取り掛かる料理人の機敏な動きを横目に、
待つこと5分ぐらい。遂に来ました、待望のマーボー麺。
かーっ、旨い!
辛いんだけどほのかに甘みがあって味がしっかりしている。
この手の料理にありがちな、
化学調味料的な物は使ってないのがよーく分かるテイストだ。
ひき肉に豆腐の量感も良いあんばいで、なかなか食べ甲斐がある。
で、麺は、中太ちぢれで、マーボーに見事な絡みっぷりを見せるもんだから、
これまた個人的にストライク!
街のラーメン屋ではお目にかかれない物で、
これがシンプルな麺なのか珍しい麺なのかは分からないけど、
とにかくマーボーとの絡み具合がハンパじゃないんだね。
とまあ、具にスープ、麺と見事な旨味を提供されたもんだから、
程よい辛さに白メシとの相性がまたバッチリで、
あっという間に白メシをフィニッシュ。
しかし、なかなか無くならないのがマーボー麺。
鍋入りでの提供だから、店内はギンギンに冷房が効いてても
マーボー麺は一向に冷めない仕様なんだね。
まあこのおかげで
最後まで熱々をおいしく食えたんだからありがたくはあるけど。
で、その最後までの道のりがなかなか遠くて、
元々それなりにボリュームのあるメニューを、
旨いもんだからついついスープまで全部飲み干すと、
もう身動きが取れなくなってしまうわけだ。
そんな良い大人がなんとも始末の悪い食い方をしてしまった今日のランチは、
予算オーバー分をがっちり埋める見事なものでハイ、終了。
---------------------------------------------------------------------------------
パンチ力:4.0
おもてなしの精神:3.0
コストパフォーマンス:3.5
0 コメント:
コメントを投稿