水道橋から神保町までの食べ歩き

学生からサラリーマンまでに愛される名店を探そう!

2012年3月31日土曜日

香港酒家 桂園(水道橋店)

JR水道橋の西口を降りて、東京ドームとは逆側へ向かうと、 飲食店がたくさん立ち並ぶいわば“水道橋フードストリート”がある。 ココの中華料理屋「香港酒家 桂園(水道橋店)」は 都内に20店近く構えるチェーン店ながら、 リーズナブルで味もまあまあということで、いつもお客さんで賑わっている。 で、今回はランチメニューの「チンジャオロース定食700円」を注文。 そしてこのチンジャオロース、 実は個人的にフェイバリットな食べ物のひとつだったりする。 なぜかサラリーマンひとりでの来店が多い店内で待っていると、 すぐさま出て来たのは チンジャオロース/ザーサイ/たまごスープ/杏仁豆腐の 錚々たるセットメニュー。さっそくメインのチンジャオロースをパクリ。 ニンニクが効いてるこの味はかなりクセになる。 チンジャオならではの竹の子&ピーマンの心地良い食感と、 牛肉に染み込んだジューシーな旨味はご飯が進む濃厚なテイスト。 うーん、タマラナイ。 そして狙い通り、チンジャオ半分で1杯目のご飯をたいらげすかさず...

2012年3月29日木曜日

麺屋 帝旺

白と赤の目立つ外観に誘われ入店したのは油そば専門店の「麺屋帝旺」。 ひとり暮らしのワンルームマンション的広さの、 縦長の店内入り口には券売機が鎮座。 ここはやはりスタンダードメニューをオーダー。 「辛し油そば650円+大盛(無料)」のチケットをギャル男風色黒店員にトス。 そして待つこと数分、今度は腕にタトゥーを刻んだ若手の料理人が 「お待たせしました」の挨拶と共に運んできた。 そして、いざ実食。見かけは油そばなだけになかなかの迫力である。 「辛くて旨い」が売り文句のその味はさすがにピリリと辛い。 で、店内に貼ってあった注意書きに倣って具と麺をマゼマゼ。 2切れのチャーシューは気持ち焦げていて食感はパサパサ、 焦がしニンニクと玉ねぎは及第点。 半個サイズの味付けたまごは味が濃すぎて暗澹たる気持ちに。 太麺と味付けはOKだけど、 この東京ド真中の激戦区で勝負するならもうひと工夫欲しいところだ。   パンチ力:2.5おもてなしの精神:3.0コストパフォーマンス:3.0 住所:東京都千代田区西神田2-...

2012年3月26日月曜日

すき家 水道橋店

今日は「水道橋ランチ」を食べ損ねた。 要は、すき家の「高菜明太マヨ牛丼(大盛)480円」だったわけだ。 なので、ココの主旨に反するので写真は割愛。 しかしながら、最近のすき家の躍進振りといったらない。 原田泰造や極楽の加藤を起用したあの爽やかなCMを四六時中流されたら、 誰でも思わず足を運びたくなるもの。 そして、いざ店に入ったときにワクワクさせるメニューの多さや、 幅広い年齢層に「おいしい」と言わせる確かな味。 昔からあるこの手のチェーン店の中では、 個人的に万年3位の存在だったが今やトータルで見れば第1位である。 CMを使った巧みな洗脳もあるとは思うけど、 何より以前と比べて明らかにアイデア料理の質が向上している。 “食べラー・メンマ牛丼”に今回の“高菜明太マヨ牛丼”。 ともに、ひとくち目のインパクトはショッキングですらあった。 そして当初は、このおそろしいほど偏った B級メニューを発案したスタッフの自在なアイデアと、 それをレギュラー商品として全国の店舗に取り入れた経営陣の柔軟な姿勢に、 尊敬の念すら抱いたものである。 スタンダードの“牛丼”はヨシ牛に軍配が上がるものの、 その他メニューはブッチ切りのすき家であった。 パンチ力:3.5おもてなしの精神:3.0コストパフォーマ...

2012年3月23日金曜日

カレー屋 花一

ここ水道橋近辺は多くのカレー店が並ぶ激戦区である。 白山通り沿いにある「カレー屋花一」の外観は決して魅力的ではない。 前店舗から居抜きで引き取って、可能な限り経費を抑えて オープンしたと想像できる質素な店内はうら淋しささえ漂っている。 しかし、ココん家のウリはもちろんそんな見てくれではなく、 コストパフォーマンスに秀でた490円のロースカツカレーだ。 このワンコインでお釣りが来る価格は驚異ですらある。 店外に数本掲げられた黄色のノボリ “ロースカツカレー490円”に吸い寄せられるように入店。 そして、チーズトッピングの 「ロースカツとチーズのコンビカレー550円」をオーダーして早速食べ始める。 カレーそのものの味はありきたりではあるが、 ロースカツとチーズの存在が料理のポイントに功を奏している。 どちらかというと化学調味料的テイストのルーに、 チーズのクリーミーかつマイルドな味が調和して食べやすさを促進。 更にたっぷり脂ののったロースカツもボリューミーで、 普通盛りでも十分に満腹感を得られるものだった。  ...

2012年3月22日木曜日

IKOBU(イコブ) 三崎町店

金網で遮られたJRの線路横にひっそり佇む洋食屋の「IKOBU」。 表通りではなく明らかに裏通りに面したこの店、なかなかの存在感だ。 しかし、一見さんには分かり難い立地なので訪れるお客さんはおそらく常連さん、 もしくは口コミからと推測。初コンタクトとなる今回、 扉を開けるとまず会計テーブルがあって奥の厨房でシェフ2名が料理中。 なるほど、1F調理場&会計で、2Fがお客さん用スペースになっているわけだ。 階段を上がりランチタイムのオススメメニュー2品の トンカツ/チキンカツ定食のうちから「トンカツ定食750円」を選択。 少量のボリュームでジャズが心地よく流れる 落ち着いた雰囲気の店内で待つこと数分、 正しく洋食屋さんと呼ぶべき白いシンプルな皿に盛り付けられた トンカツを早速食してみた。カリっと揚げられたカツは非常に柔らかく、 箸で掴み損ねると身が崩れてしまうほど。 デミグラス的な特製ソースはほんのりと辛さが効いた絶妙なテイストで、 カツとの味の絡み具合が丁度良い。 で、カツをほお張った口に勢いよく白飯をかっ込むも、この飯量が若干少ない。 そこで大盛にしなかったことを悔やみオカワリしようとも思ったが、 なんとなくテンションが下がったので そのまま残ったカツ2枚を一気に押し込み完食。 この白飯の量やジャズが流れる空間が物語るように、 学生やメタボの人間相手というよりは、 ある程度食欲の落ち着いたサラリーマンやOLがメインターゲットなのかも。  ...

2012年3月21日水曜日

旨辛ラーメン表裏

みのもんたがやっていた“愛の貧乏脱出大作戦”に出ていたという ラーメン屋の「旨辛ラーメン表裏」。 水道橋のガード下に位置するこの店は、 冬場の雨降りの日にガン黒の今風の兄ちゃんが 呼び込みをしていたのが印象に残っている。 で、今日初めてエントリーしたのだが、 どうやらその兄ちゃんは店主だった様子。 なるほど、たかが客引きされど客引き。気合が違う訳だ。 ここのオススメはその名の通り“辛”なので、 「ピリ辛拉麺700円」を注文。 並、中盛りが同じ価格らしいので迷わず中盛りにしてもらい数分待機。 出てきたのはもやしとキャベツをテンコ盛りにしたもので、 はっきり言って見た目のインパクトはごく普通。 むしろ肉があまり入ってないのがちょいと残念だったり (スープ底には少量のひき肉が沈んでいたけど)。 早速ひと口食べると、おやおや!?  なんだか辛いというよりも独特の甘みが効いている。 これが野菜の甘みなのか何なのか分からないが、 明らかにオリジナリティのあるテイストだ。 で、一番のウリだというテーブルに置かれた 辛味パウダーを万遍なく振って再度食べるも、 こちらも人工的な辛さでなくしっかり味がのった刺激感。 見た目の印象とは裏腹になかなかどうして、 独特の味を持ったラーメン屋であった。  ...

2012年3月17日土曜日

Re時屋 やきとり

「Re時屋」と書いて、「リトキヤ」だそうだ。 なんとも洒落たネーミングである。 で、店内は、その捻りの効いた名前に違わず大人の雰囲気が漂っている。 ちなみにココ、夜は焼き鳥専門店である。 机椅子などインテリアを木材で構成したウッディな空間に、 トーンを抑えた照明は、ワイワイガヤガヤ学生向きというよりは、 サラリーマンの隠れ家的雰囲気だ。 ちなみにランチタイムを少しズラした昼間に入ったのだが、 その時はBGMも流れてなく静謐ですらある。うーん、なんとも居心地が良い。 そして待つこと数分、「鶏丼690円+50円(大盛)」が運ばれてきた。 注文の度に厨房でスタッフが焼き上げる、鶏のジューシーさがたまらない。 焦げるか焦げないかギリギリのラインでの表面のカリッとした状態は、 炭焼きならではのもの。そして、甘辛い絶妙な味付けからは、 多くの飲兵衛を唸らせてきたであろう手腕がうかがい知れる。 好みの味に気持ちも昂ぶり、無音の空間で無言のままドンブリを食らい、 口直しの大根おろしを一気に飲み干し...

2012年3月15日木曜日

麺屋33

なんだか評判の高いラーメン屋である。 日々ブラック&イエローの存在感ある看板に目が行くものの、足を運んだのは今回が初。 いつものように何系の味なのか予備知識ゼロで突入した。 すると、どうやらラーメンとつけ麺の2種がウリらしい。 ココはスタンダードのラーメンを選択。 そして更にスタンダードを狙い、「丸鶏旨味そば(醤油)700円+100円(大盛)」をオーダー。 結果から言うと前評判の高さに比べてちょっと期待はずれだった。 さっぱり系がウリのようだが、残念ながらスープにコクがなく、 麺も同じく水道橋のラーメン屋「虎ジ」と似たような食感。 そして、具材はチャーシューにササミ(?)、極太メンマと、  700円の価格設定にしては寂しいものだった。 ネギ上に添えられた隠し味の“きざみ柚子”も味に力がなく、 一体何を食べてるのか分かり難かったり。 しかし、あくまで期待が大きかった分の感想であって、トータルではもちろん及第点。 女性からの支持が多い理由も食べて納得の上品さである。 結局のところ、「こってりorあっさり」派で好みが分かれるところなのだろう。  ...

ライスカレー まんてん

はっきり言って“当たり”である。水道橋から神保町方面に、白山通りをテクテク。 その2地点のちょうど中間ぐらいの左路地に入ると、“ライスカレーまんてん”はあった。 まず、カレーライスではなく、あくまでライスカレーである。 その辺のコダワリからして只ならぬ予感。いざ店内に入ると、 昼時のピークを過ぎたからか「凹」型カウンターに待たずに着座。 「凹」型の窪みにいるスタッフからすかさず注文を聞かれて「カツカレー600円」をオーダー。 先に出された水と、得体の知れない小さなコップに入った黒い液体に興味が湧く。 「うーん、特製ソースだろうか? でもソースなら目の前にあるし……」。 その時は手を付けず、カツカレーの登場を待つ。 そして出て来た本命は、いかにも食欲を促進させる匂いと装い。 コクがたっぷり出てて挽肉満載のその味は、個人的にど真ん中である。 一時は“GOGOカレー”に凝ったこともあるが、ひとことで別格。 この味は到底チェーン店で出せるものではない。 程よい辛さに、奥深く家庭的なカレーの風味。 そ...

2012年3月13日火曜日

梅香園

プレハブ然とした、寂れた中華料理屋である。 外壁にイエロー&ブラウンのペイント。なかなか独創的なセンスは、 主とウェイトレスが純チャイニーズだからだろうか。 中に入るとサラリーマンが数名、電気は点いてるのだがなんだか薄暗い。 カウンターに腰を下ろし、11種のランチメニューのなかから 「豚肉味噌+半ラーメン700円」を注文。 出て来たセットはザーサイと冷奴が付いてなんだかボリューミーな装い。 半ラーメンはわかめと、ギャグのようなチャーシューの切れ端がのったシンプルなもの。 メインの豚味噌も豚とたまねぎ、わかめを具材に、 味噌で炒めた特別コメント箇所の見当たらない凡庸な料理だった。 ご飯のネチャっとした食感に、オカズ数種の若干雑な味付け。 意を決して入ったものの、良い結果を得ることが出来なかった店であった。 パンチ力:2.5 おもてなしの精神:3.0 コストパフォーマンス:2.5 ------------------------------------------------------------------------------------------------------ マラソン ・走行距離:10km ・時間:1:04:26 ここ最近は1時間4分台をキープ。まず1時間を切るようになるまではサブ4なんて夢のまた夢の話。膝を痛めないようににコツコツと、地道に走り込もうっと。...

2012年3月10日土曜日

さぶちゃん ラーメン

前々から気になっていた店である。 裏路地にひっそりと店を構える「さぶちゃん」は、平日は決まって数人列をなしていて、 さすがに並ぶ気にもなれずそのままスルーしていた。 が、今日は土曜日とあってそのまま入店。 とんねるずの人気番組“きたなトラン”に出てきそうな、 良く言えば昔ながらの由緒あるラーメン屋さんだ。 壁に手書きで無造作に掲げられたメニューの中から「半チャンラーメン690円」をチョイス。 早速目の前で腰の曲がった巨漢のおじいちゃんと、おじさんの2人コンビで料理が開始された。 まずラーメンが先に出されて「どうぞ」のひと言。 なるほど、こういった媚びない店ではチャーハンと一緒に出すルールは特にないのだなと ひとり納得。が、数秒後には半チャーハンがテーブルに置かれた。 濃厚なしょうゆ味のラーメンには、脂っ気のないチャーシューと、 甘ったるいメンマ(ひょっとしてかんぴょう?)がのって、細麺を一気にズルルルッ! 半チャーハンにはタマゴとほんの気持ちの刻んだ豚肉が少々。 早速食べると、濃い目の味付けなが...

2012年3月8日木曜日

ぽっぽっ屋

個人的には水道橋で5本の指に入るオススメ店のひとつ、「つけ麺屋 やすべえ」。 そのド正面に店を構えるのが「ぽっぽっ屋」だ。今まで気になってはいたものの、 本命店舗の対面に位置するだけにスルーしてしまっていたが、今回初チャレンジ。 まずこの店名の由来をチェックすると 「ぽつぽつとお客さんが来てくれたら良い」と至って謙虚なものだった。 そして何系の味のラーメン屋かをちゃんと調べぬまま入店したため、 当たり障りのない「ラーメン 700円+大盛100円」の食券を購入。 が、出て来たラーメンを見てビックリ。 極太麺にめっちゃ濃いスープの、いわば「二郎」系であった。 正直この手の味が苦手だったが、そうも言ってられないので勢いよくかっ込んでいく。 例えれば、うどんが未だ茹できっていないような麺に、 スープだけ一気に飲んだら舌をおかしくしそうな塩分たっぷりのテイスト。 だけど不思議なことに、食べるほどにハマってしまう味付けである。 店員オススメの無料トッピングのにんにくも手伝って、気付けば大盛にも関わらず完食。 ...

2012年3月5日月曜日

田中 家系

かつて一世を風靡した「横浜家系」ラーメン。 当時はその“とんこつぎとぎとスープ”のあまりの破壊力に病み付きになったものだけど、 ここしばらくはずっとご無沙汰だった。 が、この食欲を誘う深紅と黒の看板に誘われ、気付けば吸い寄せられるように入店。 ただのラーメンでは物足りないので、「半熟味玉ラーメン 700円」をオーダー。 出てきたのは、若干物足りない薄さのチャーシューにほうれん草、味玉、 ノリがのった標準的なもの。しかしココの特徴は こってりスープとマッチする無料サービスの小、中、大のライスだ。 家系ならではの濃厚スープに絡み合うちぢれ太麺と、 中ライスの組み合わせがスキモノにはたまらない。 味も極端に濃いということもなく、ぎとぎと感もほどほど、 気付けばあっという間に食べきってしまった。 言ってしまえばごく普通の家系ラーメンだが、この奇をてらわない味が癖になりそうである。 パンチ力:3.0 おもてなしの精神:3.0 コストパフォーマンス:3.0 --------------------------------------------------------------------------------------------------------------- マラソン ・3/1 ・走行距離:10km ・時間:1:04:59 ・3/3 ・走行距離:10km ・時間:1:03:17 ・3/5 ・走行距離:10km ・時間:1:04:06 ここ最近は良いペースでジョギング出来ている。今月は週3のランを欠かさず、1ヶ月トータル120kmを走破したいところ。しかし走れど走れど痩せないものだ。結局その分暴食してしまってるのが要因なんだろうけど。今後は食事制限をして毎月1kgずつ、コンスタントに絞っていこう。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------...